2022年6月30日木曜日

バイヤーブログ アメリカ古着買付 準備編 No.2



前回のブログに引き続きアメリカ買付に向けての準備ブログを書いていこうと思います。
このブログはこれから古着屋を始めようとしている人や、古着好きに楽しんで貰えるような内容にしていけたらと思います。

前回のブログではアメリカに行くにあたっての初歩中の初歩の準備に関して書きました。
そんな事言われなくてもわかってる!って思う人がほとんどだと思いますが一番重要な事を書いているので読んでいない人はぜひ読んでみてください。

今回は実際何処に買付に行ったらいいの?って事を書いていきたいと思います。
買付先はある種企業機密になるので教えられる範囲で教えますが、どうしても知りたい方は古着屋立ち上げのコンサルもやっていますのでお問い合わせください。

買付先は正直無限にあります。
今回はアメリカ買付に行きますのでその事を書きますが、国内で買付も出来ますし、アジア圏で買付をする事もあります。
それぞれの地域での特徴がありますので、自分の求めている物が確保出来るであろう地域を選ぶ事をオススメします。

アメリカではどんなどんなアイテムが買い付けられるかというと、、、

まず第一にアメリカンヴィンテージですね、これはアメリカで造られたアイテムが長い年月を経てヴィンテージとなるのでアメリカで買い付けられる可能性はかなり高いです。リーバイスやチャンピオン、ワーク系のアイテムなどかなりの確率で買い付けられます。
ですが、近年のヴィンテージブームでアメリカでの価格もかなり高騰しています。販売価格を想定しての買付が重要になってきます。
そしてミリタリーのアイテムは買付をしやすいアイテムです。価格は別として量はやはり多いのではないかと思います。


買付先としてオススメの地域はカリフォルニア

古着買付では宝探しのような物なので正解は無いのですが、ひとまず行くならカリフォルニアかなと思います。
日本人バイヤーさんの数も半端無いので競争率も高いのですが、ディーラーさんが多いのもカリフォルニアです。独占を狙って誰も行かないような地域に行くと買付先がなくて何も買えないなんて事にもなりかねないのでまずはカリフォルニアから攻めるのが良いかと思います。そして今回僕が行くのもカリフォルニアです。渡米前からある程度商品を取り置きしてもらっています。取り置きをしてもらう事で買う意思を伝えられますし、好みを把握して貰えるのでより効率的な買付が出来ます。こういった特別対応をしてもらうにはやはりコミュニケーションが大切になります。何度か渡米を重ねて関係性が出来たら取り置きもしてもらえるようになります。ですが結構嫌がられるのでいきなりお願いするのは危険。

何処で買付をすべきか?
コネクションやアポイントを取らなくても簡単に誰でも買付出来るのはフリマとスリフトショップです。一般の方ももちろん入場出来ますし、個人的なお買い物をするお客さんもたくさんいます。良い物が買付出来ないのでは?と思うかもしれませんが、古着バイヤーは基本的にこの二つを屈指して買付をしているので良い買付をするチャンスは大いにあります。
フリマに出店している人も古着の卸販売を主としている業者の方が多かったりするので量も半端無いです。ただ、、近年価格が高騰しているのでフリマだけでの買付には限界があります。
逆にリサイクルショップは良いものが無い確率がかなり高いのですが、価格は割と安いので足を使って安く仕入れる方法もあります。何も買えないで帰るなんて事もあるので運次第です。

とにかく良いアイテムを大量にと考えるのであればショールームへのアポイントが必要です。リクエストをしてそれを集めてもらっておく事なども出来ます。先ほども書きましたがこれをして貰うにはある程度の関係性をディーラーと築かないとなかなかして貰えません。そういったコネクションを作りたい人は経験者に同行するのが一番かと思います。街を歩いていても絶対に出会えませんので、そこは先輩にお願いするのが一番ですね。



誰にでも最初の一歩はあると思いますので、まずは行ってみる!という行動力が一番重要かもしれませんね。
それと楽しんで買付をすることが一番だと思います!楽しい雰囲気を出していると自然と良い出会いや良いアイテムに出会えたりします。

本気でバイヤーや古着屋をやってみたいという人の相談やコンサルなどは受けますのでもし本気の人がいれば連絡ください。
中途半端に興味本位の人は絶対に連絡しないでください。お互い時間の無駄になってしまいますので。

そんな感じでまたアメリカ買付について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

BOSS


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